ACTHスタート(2012.02)

ACTHの副作用については、山梨・静岡共に説明文書を貰い主治医から説明を受けていました。

・満月様顔貌(ムーンフェイス)

・睡眠寸断

・中心性肥満

・免疫力低下

・不機嫌

・心筋肥大

・不整脈

・高血圧

・糖尿病

・脳萎縮

・頭蓋内出血

などが挙げられる、とありました。

副作用、、多すぎでしょ〜大丈夫なのかな？子虎は耐えられるのかな？不機嫌って、どの程度なんだろう。。不安だらけの中、連日、左右交互の太ももにコートロシンZ筋注のチクンが始まりました。

それから『発作表』に加えて『IN・OUT表』の記入も始まりました。母乳だったのでIN(飲む量)は回数のみでしたが、おしっこしたオムツを計るのが、、ん〜〜面倒くさかったです(>_<)

(今もあるんでしょうかね、この用紙。。)

ACTH初日と2日目に、夕方頃2時間くらい抱っこしても泣き続ける！というのがあり、これずっと続くのかしらと思うと私の体力・気力が保てるのか心配になりましたが、3日目から不機嫌がおさまり今度は食欲増進と便秘に悩まされました。

看護師さんに便秘マッサージをしてもらう子虎。(うつ伏せでお尻をくるくる摩ってあげると効くとか)どんどん飲むけど、排泄がおいつかなくて便秘になっていた感じだったのか、、綿棒で刺激したり、それでも駄目なら浣腸をしていたので、子虎は大泣きしていました。

私の方は子虎の食欲増進で、母乳をあげる回数も増え、しかも力強く吸われる為におっぱいの先が切れて痛いっ痛いっ(涙)ネットで調べ馬油か羊毛油が良いらしいとわかりヒツジに決めてAmazonで取り寄せ、塗った後ラップを貼って保護したりして使用しました。(ランシノーとかいう名前でした、これでだいぶ楽になりました)

ACTH療法で一般的なのは最初の２週間は連日投与、次の２週間(3・4週目)は隔日投与、次の２週間(5・6週目)は週に２回。次の２週間(7・8週目)は週に1回。 徐々に投与回数を減らしていき８週間で終了します。

臨床症状、心拍数、血圧測定、血液検査、脳波、CTなどをモニターしていき、子虎の場合は主治医の判断により連日筋注の期間を３週間に延長し、ここまでは順調でしたが隔日筋注が始まる日になんと発熱→風邪をひいてしまい投与が一時中止になってしまいました。

ACTH部屋で同じ治療をしている仲間に風邪をうつすわけにはいかないので、すぐさま隔離部屋(学習室)へ移動になりました。。

連日注射3週間ラストの日、ちょうど生後7ヶ月を迎えた子虎は身長73.1cm・体重10.8kgになり1ヶ月前とは別人のようになりました。ムーンフェイスというより、もぅ全体的にパンパンでした。

1ヶ月前は、、

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